SP09 陰陵泉 Yinlingquan

いんりょうせん

所属経 足の太陰脾経
定位  
主治  

横並び覚え方

 

『鍼灸大成』考正穴法
◇陰陵泉:膝下内側輔骨下陥中、伸足取之、或屈膝取之。在膝横紋頭下、与陽陵泉穴相対、稍高一寸。足太陰脾脈所入為合水。『銅人』鍼五分。
主腹中寒,不嗜食、脇下満、水脹腹堅、喘逆不得臥、腰痛不可俯仰、霍乱、疝瘕、遺精、尿失禁不自知、小便不利、気淋、寒熱不節(解)、陰痛、胸中熱、暴泄飧泄。

 

『甲乙経』巻三  ◆足太陰及股凢二十二穴第三十
陰陵泉者水也。在膝下内側輔骨下陷者中、伸足乃得之、足太陰脉之所入也、爲合。
刺入五分、畱七呼、灸三壯。

 

『霊枢』九鍼十二原篇(01)
刺諸熱者.如以手探湯.刺寒清者.如人不欲行.
陰有陽疾者.取之下陵三里.正往無殆.氣下乃止.不下復始也.
疾高而内者.取之陰之陵泉.疾高而外者.取之陽之陵泉也.

諸熱を刺す者は、手を以て湯を探るが如くし、寒清を刺す者は、人の行くを欲せざるが如くす。
陰に陽疾ある者は、これを下陵三里に取り、正しく往きて殆きことなく、気が下れば乃ち止め、下らざれば復た始むるなり。
疾高くして内なる者は、之を陰の陵泉に取り、疾高くして外なる者は、之を陽の陵泉に取るなり。

 

『鍼経指南』交経辨
足厥陰肝経上内踝八寸,交出足太陰脾経之後,足太陰脾経,却交出足厥陰肝経之前。