ゆうせん
| 所属経 | 足の少陰腎経 |
| 定位 | 足指を曲げて、足心の中央より前にできる陥凹部。 2,3指横紋頭と踵を結ぶ線の前1/3のところ。2,3中足骨の間くらい。 |
| 主治 | 足・膝・腰.の冷え、痛み 足の裏のほてり 身黄（黄疸） 泌尿・生殖器系 癃閉 陽萎（インポテンツ ） 不妊 頭痛 めまい 高血圧 喀血 鼻衄 舌のこわばり ヒステリー性失語症 扁桃腺炎 喉のふさがり感 便秘 排便困難 下痢 裏急後重（しぶり腹） 恐怖感 健忘 怒りっぽい 救急：昏迷 ショック 中風 中暑 小児驚風 |
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足の指を曲げる時の運動の中心。 |
『霊枢』五邪篇(20)
邪在腎．則病骨痛陰痺．陰痺者．按之而不得．腹脹腰痛．大便難．肩背頚項痛．時眩．取之湧泉崑崙．視有血者．盡取之．
『甲乙経』巻三 ◆足少陰及股并陰蹻陰維凢二十穴第三十二
腎出湧泉、湧泉者木也。一名地衝、在足心陷者中、屈足捲指宛宛中、足少陰脉之所出也、爲井。
刺入三分、畱三呼、灸三壯。
『鍼灸大成』考正穴法
◇湧泉(一名地衝)：足心陥中。屈足巻指宛宛中。白肉際、跪取之。足少陰腎脈所出為井木。実則瀉之。『銅人』鍼五分、無令出血。灸三壮。『明堂』灸不及鍼。『素註』鍼三分、留三呼。
主屍厥、面黒如炭色、咳吐有血、渇而喘、坐欲起、目佴佴無所見、善恐、惕惕如人将捕之、舌乾咽腫、上気嗌乾、煩心、心痛、黄疸、腸澼、股内後廉痛、痿厥、嗜臥、善悲欠、小腹急痛、泄而下重、足脛寒而逆、腰痛、大便難、心中結熱、風疹、風癇、心病飢不嗜食、咳嗽身熱、喉閉舌急失音、卒心痛、喉痺、胸脇満悶、頭（頚）痛，目眩。五指端尽痛，足不踐地、足下熱、男子如蠱、女子如娠、婦人無子、転胞－不得尿。
『千金翼』云「主喜喘、脊脇相引、忽忽喜忘、陰痺、腹脹、腰痛、不欲食、喘逆、足下冷至膝、咽中痛不可納食、喑不能言、小便不利、小腹痛、風入腸中、癲病、侠臍痛、鼻衄不止、五疝、熱病先腰酸、喜渇数引飲、身項痛而寒且酸、足熱不欲言、頭痛癲癲然、少気、寒厥、霍乱転筋、腎積奔豚。
漢、済北王阿母、病患熱厥、足熱。淳于意刺足心、立愈。